クラムシェルモードでMacを使う方法

Mac-Win二刀流

ここでは、クラムシェルでPCを使うと何が良い点で悪い点か、実際にクラムシェルでmacOSとWindows 10を使っているイータケの設定項目などをご紹介していきます。

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クラムシェルモード (Clamshell mode)って何?

クラムシェルモードとは”Mac ノートブックの内蔵ディスプレイを閉じて、外付けのディスプレイやプロジェクタをつないで使うことができます。この内蔵ディスプレイを閉じた使用形態を「クラムシェルモード」と呼びます。”(Apple公式)

クラムシェルモードを導入した理由
  1. 限られた机のスペースを有効に使いたかった
  2. 業務用PCと個人用MacBookをBluetoothキーボードとマウスの操作を切り替えて両方スムーズに運用したかった
  3. 業務用PCの作業効率を求めて既に外部ディスプレイを導入していた
  4. 1-3の理由から個人用のMacBookはクラムシェルの運用を考えていた

クラムシェルモードを導入するときに注意する点

一方、クラムシェルモードの運用はこういった弱点があるようです。

クラムシェルモードで使うと想定されるよくない点
  1. PCを閉じたまま操作するので熱がこもりパフォーマンスが低下する
  2. PCのディスプレイやキーボード、タッチパッドが使えないので別途購入しないといけない機器が増える

イータケは元々業務用PCを使う際に、既に外部モニターを2台導入していたこと。また、先々個人用のPCを購入する予定で複数台切り替え可能なBluetoothキーボードとマウスを購入していたこともあって弱点2.の別途購入しないといけない機器が増えるという点は克服していました
気になるのは1.熱がこもってパフォーマンスの低下という点はPC本体を浮かせる形にしてなるべくPC本体に空気が当たるようにすることを考えてスタンドを選ぶ&もし熱が気になるようだったら夏のテレワーク対策用に購入したUSB扇風機で風をあてるということで対処しようと考えました。

実際にやってみた

机の上が結構広く使えるようになりました。

クラムシェルモードで机ひろびろ
クラムシェルモード PCスタンドで運用

使っているPCスタンドやBluetoothキーボード、マウスは下記の記事を参考にしてください。

クラムシェルモードをするためのMacBook設定

MacBook Pro側のクラムシェルモードの設定(macOS)

まず、Macの環境設定を開きます。

Macシステム環境設定

メニューからBluetoothを選択する。

Macシステム環境設定メニュー

Bluetooth設定から右下の詳細設定を選択します。

Mac Bluetooth設定

ここから、「Bluetoothデバイスでコンピューターのスリープ解除を可能にする」にチェックをいれてOKを押します。これで、MacBook Proを閉じて無操作時にスリープになってもBluetoothキーボードやマウスを動かすだけでスリープが解除されます。

Mac Bluetooth設定 詳細

あとはHDMIなどで外部モニタと繋いでMacBookを閉じればクラムシェルモードで使用できます。
ただ、MacBook Proのシステムを終了した際は一度MacBookを開いて電源を押して起動する必要がありますが、私はそんなに頻繁にシステム終了させないのであまり面倒には感じません。

MacBook Pro側のクラムシェルモードの設定(Windows 10)

イータケはブートキャンプでWindowsも使っています。次にWindows側の設定です。

WindowsキーとXキーを押してメニューを表示させます。
そこで、下記写真の上から3番目の“電源オプション”をクリックします。

Windows 10 Pro設定メニュー

画面右の真ん中のあたりにある”電源モードの変更”を選びます。

Windows 10 Pro電源とスリープメニュー

左ペインの”カバーを閉じたときの動作の選択”をクリックします。

Windows 10 Pro電源オプション

電源に接続したときのカバーを閉じたときの動作(写真下記部分)を”何もしない”に変更して、画面最下部の”変更を保存”をクリックすれば完了です。

Windows 10 Proカバーを閉じたときの動作設定

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