外付けSDカードをブートキャンプのWindows10の起動ディスクにする

Mac-Win二刀流
こんな人向け
  • ブートキャンプを検討している
  • MacとWindowsどちらも使いこなしたい
  • Macのストレージが128GBもしくは256GBで容量が少ない
  • 外付けSSD・USB・SDカードを繋げることに不便を感じない人
  • Appleサポート外ということを理解してチャレンジできる人
イータケ
イータケ

ついにMacBook Proを買ったよ!早速ブートキャンプで使い慣れたWindowsを使いつつ、魅惑のMacの世界に足を踏み入れていくんだ!

ココくん
ココくん

MacBook Proの場合2012年以降に発売されたIntel プロセッサを搭載したモデルが必要だよ。Macに最低64GBの空き容量が必要だけど、快適にWindows使うには128GB以上空き容量があるといいね。こういった大事な情報が書いてあるからAppleのサポートページはまず読んでおこう。

イータケ
イータケ

Windowsだけで128GB必要なんだね。。。買ったMacは128GB SSDだから、全然容量足りないよ。MacBook Proと周辺機器を一気に揃えたのでもうお金がない。。どうしよう。

ココくん
ココくん

Windows 10はディスクイメージをダウンロードして、認証の時にプロダクトキーを購入することもできるから、まずは外付けのストレージを起動ディスクにしてWindows 10を立ち上げられるようにやってみよう。

Contents

使用した機材

使用した機材
  • MacBook Pro (13-inch, 2019, Two Thunderbolt 3 ports) Core i5 1.4Gz/8GB/128GB SSD/macOS Catalina 10.15.7
  • Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ
    Macで使うSDカードはこのハブを経由して挿入します
  • Transcend SDカード 256GB UHS-I U3 V30 対応 Class10 TS256GSDC300S
  • 作業用のWindows PC (Windows 10 リモートワークで会社から貸与)
    SDカードスロットがない場合SDカードリーダーが必要
  • 16GB程度のUSBメモリー(作業用Windows 10にデータを移す)
  • BUFFALO USB接続 有線スタイリッシュキーボード ブラック BSKBU15BK
  • Windows 10 Pro 日本語版/May 2019 Update適用/パッケージ版

機材に関しては下記にもまとめていますので参考にしてください

手順1: [Mac] Windows 10起動SDカード用のデータを作成する

1-1. [Mac] Windows 10 ISOのダウンロード

こちらのページ(Microsoft Software Download)からWindows 10のディスクイメージをダウンロードします。※この作業をWindowsで行うと「Media Creation Tool」という違うファイルをダウンロードすることになりますが、おそらく後続の作業は一緒になっていくと思います。

エディションの選択: Windows 10
製品の言語の選択: 日本語
を選択して「確認」ボタンをクリックします。
その後、「ダウンロード」では64-bitを選んでダウンロードします。私の場合ファイル名は”Win10_20H2_v2_Japanese_x64.iso”(6.06GB)でした。

1-2. [Mac] bootcampドライバーのダウンロード

もう一つ、Windowsを起動した後に必要となる各種ドライバー類をダウンロードしておきましょう。
「Launchpad」→「その他」→「Boot Campアシスタント」を起動します。

画面上部の「アクション」から「Windowsサポートソフトウェアをダウンロード」を選んで保存します。”WindowsSupport”という1.81GB程のフォルダがダウンロードできると思います。

1-3. [Mac] 作業用Windows PCに移動するデータをUSBにコピーする

後続のWindows PCでの作業用に1-1と1-2でダウンロードしたISOファイルとWindowsSupportフォルダをUSBにコピーします。(USBはMacとWindowsで読み書きする必要があるため、exFATにしておきましょう)

1. 16GBのUSBをexFATにフォーマットする。

16GBのUSBをMacに挿入し、「Launchpad」→「その他」→「ディスクユーティリティ」を起動して16GBのUSBをexFATにフォーマットします。私はここではデバイスの名前を「WIN」としました。

2. MicrosoftのサイトからダウンロードしたWindows 10のISOイメージをコピーする。

ダウンロードした”Win10_20H2_v2_Japanese_x64.iso”をUSBのRoot(USBをダブルクリックして開いた最初の画面)にコピーします。

3. Boot Campアシスタントからダウンロードした”WindowsSupport”フォルダもUSBに保存。

Boot CampアシスタントからダウンロードしたWindowsのドライバー類”WindowsSupport”フォルダもUSBの同じ場所にコピーします。

4. Macのバックアップを取っておく。

Windows 10のインストールを行う前のMac側の事前準備はいったん以上になります。次の工程に移る前にMacのシステムを「Time Machine」等でバックアップを取っておきましょう。

5. 外部メディアからのブートを許可する。

バックアップを取ったらMacは閉じますが、その前にもう一つだけMacの「起動セキュリティユーティリティ」から外部メディアからの起動を許可する設定に変えておきましょう。

起動セキュリティユーティリティを開く
  1. Mac の電源を入れ、Apple ロゴが表示されたらすぐに「command (⌘) + R」キーを押し続けます。Mac が macOS 復旧から起動します。
  2. ユーザの選択画面が表示されたら、パスワードがわかっているユーザを選択して「次へ」をクリックし、そのアカウントの管理者パスワードを入力します。 
  3. macOS ユーティリティのウインドウが表示されたら、メニューバーから「ユーティリティ」>「起動セキュリティユーティリティ」の順に選択します。
  4. 認証を求められたら、「macOS のパスワードを入力」をクリックし、管理者アカウントを選択して、そのパスワードを入力します。

この画面で、安全な起動: セキュリティなし外部起動: 外部メディアからの起動を許可に変更しておきます。

イータケ
イータケ

手順2で作成するSDカードにミスがあると外部メディアから起動できないエラーが出ます。外部起動ディスクがエラーになった流れで起動セキュリティーユーティリティの設定変更をいくらやっても反映しなかったので、このタイミングでやるのが良いと思います。

コメント

  1. hifuzi より:

    自環境において、

    2-2.4 ダウンロードしたWindowsのインストールイメージのマウントを確認する下り、
    dism /get-imageinfo /imageFile:<>:\sources\install.esd
    と、

    2-2.5 ディスクにWindowsを書き込む下り
    dism /apply-image /imageFile:<>:\sources\install.esd /index:<> /applydir:<>:\

    上記の通り、拡張子が.winではなく.esdだったので、エラー2等「指定されたファイルが見つかりません。」が表示された方がいたら試してみてください。

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